ラベンダー精油|エッセンシャルオイルの効果・効能と使い方

今回は「ラベンダー精油の効果・効能」の話。

こんにちは。当サロン、valanのブログをご覧いただきありがとうざいます。

最近ではアロマテラピーがテレビなどでも大きく取り上げられ、精油の効果がライフスタイルに馴染みつつあるように感じます。

「アロマの香り」と聞いて思い浮かべる人も多い、人気のある「ラベンダー」はアロマテラピーで最もよく使われる精油ではないでしょうか。

「ラベンダー」はリラックス効果や安眠効果が有名ですが、その他に様々な効果・効能があります。

今回は、サロンで使用している精油の一つである「ラベンダー精油」の効果・効能や生活へ取り入れかたについて詳しくご紹介致します。

ラベンダーの特徴

万能の精油、ハーブの女王と称されるラベンダー。 リラックス効果、安眠効果のイメージ以外にも実はたくさんの得意分野を持ちます。 心、体、肌について困った時はまずラベンダーが頭に浮かぶほどの役立つ精油でありながら、刺激が弱くビギナーからも扱い易いのもほかに類を見ない大きな魅力です。 効果・効能を踏まえて是非暮らしに役立てていただきたい身近で頼もしい精油です。

語源は「洗う・青みがかった鉛色」の意味/優れた鎮静作用/自律神経の調整/消毒・殺菌作用/ガットフォセの火傷

学 名Lavandula angustifolia

Lavandula offinalis

Lavandula vera

原産地地中海沿岸

インド、カナリア諸島、北アフリカ、中東 など

精油の生産地フランス、オーストラリア、ブルガリア など
科 名・種 類シソ科・低木
抽出部位花と葉
抽出方法(製造法)水蒸気蒸留法
代表的な成分酢酸リナリル、リナロール、ラバンジュロール

 

ラベンダーの効果・効能

心(こころ)への効果・効能

鎮静作用、抗うつ作用

怒り、焦り、ショック、ヒステリー、緊張や高ぶる気持ちなどを静めます。 呼吸をスローダウンさせ、穏やかなリラックスした状態へと導くので、不眠症の改善にも役立つと言われます。

体(からだ)への効果・効能

強壮作用(神経系・心臓)、刺激作用(免疫系)、消毒作用、抗真菌作用、殺菌作用、抗ウイルス作用、鎮痛作用、血圧降下作用、解毒作用、胆汁分泌促進作用、駆風作用、通経作用、鎮痙作用、抗リウマチ作用、細胞成長促進作用、瘢痕形成作用、デオドラント作用

自律神経のバランスを整え、免疫力を高めます。感染症の予防にも役立ち、頭痛、のどの痛みなど風邪症状を緩和します。関節痛や肩こり、腰痛などには、マッサージオイルとして使用すると痛みや炎症を和らげます。 禁忌 通経作用があるため妊娠初期の使用は出来ません。

スキンケアの効果・効能・禁忌

消毒作用、殺菌作用、抗真菌作用、細胞成長促進作用、瘢痕形成作用、抗炎症作用

軽い火傷、日焼け、傷の炎症を静め回復を促します。ニキビ、虫刺されにも希釈し直接塗布すると、腫れや痛み、痒みが引きやすくなります。




ラベンダー精油の楽しみ方

芳香浴法

ラベンダーの芳香浴法

アロマディフューザーで広く部屋中に香りを拡散させたり、アロマストーンやティッシュペーパーなどに1,2滴精油を垂らして自分の周りだけ香りを楽しむことができます。ラベンダーは副交感神経を優位にし、リラックスさせてくれるので、くつろぎの時間をより充実させてくれます。また、ラベンダーのハーブ調のフローラルの香りは、多くの精油と相性が良いので、「今日は大好きな柑橘系の香りとブレンドしてみよう!」「今日は頭痛がするから、ペパーミントと合わせよう」などと、お手持ちの精油とブレンドすることで変化をつけて楽しめます。


沐浴法

ラベンダーの沐浴法

あらかじめほかの精油と組み合わせてバスボム、バスソルト、バスオイル、バスエッセンスなどを手作りするのも楽しいです。希釈せずにそのままお湯に垂らして入浴できるのも肌への刺激が少ないラベンダーならではの魅力です。風邪を引きそうな時、頭痛がするとき、虫刺されで痒みがある時、日焼けをした時など、思い立ったその日のバスタイムに取り入れてみて下さい。バスタブにお湯を張り、ラベンダー精油を2,3滴垂らし、お湯をよくかき混ぜてすぐ入浴します。最初は必ず少量から体調の変化に気を付けながら試して下さい。1回の沐浴で使う精油は5滴までが適量ですが、その場合は必ず希釈しましょう。希釈の方法は下の沐浴の詳しいやり方を参考にして下さいね。

沐浴・部分浴

ラベンダーの沐浴・部分浴法

ささくれやしもやけなどの手足のトラブルがある時に手浴、足浴がオススメです。 また、手軽に本格的なアロマテラピーを取り入れたい時には、洗面器に手首まで浸かる程度お湯を張り、ラベンダー精油を1~3滴垂らしよくかき混ぜて手浴しましょう。蒸気とともにラベンダーの香りをしっかり楽しむことができますし、手の皮膚からもラベンダーの作用を取り込むことができます。

ラベンダー精油を使った手作りアイテム

手作りアイテム「スキンケア」

『ラベンダー化粧水』

制作時間:10分

分量:100ml 1本分

日焼け後のほてりを鎮めたり、ニキビ、あせも等が気になる時に清潔に肌を整える目的に使用できます。

ラベンダー精油で化粧水

『材料』

  • 精製水 90ml
  • 植物性グリセリン 5ml
  • ウォッカまたはハーブチンキ 5ml
  • ラベンダー精油 4滴

『作り方』

  1. 化粧水容器にグリセリン、ウォッカ(ハーブチンキ)を量り入れます。
  2. ラベンダー精油を4滴加えて、容器を左右に振り混ぜます。
  3. 精製水を量り入れたら、容器に蓋をして、よく振り混ぜて完成です。

『ワンポイントアドバイス』

乾燥肌の方は植物性グリセリンを1ml増やして、6mlにしてウォッカを1ml減らして4mlにすると使い やすいでしょう。

ハーブチンキがあれば、ウォッカよりハーブそれぞれの効能が期待できます。かゆみや肌荒れ起こしやすいを敏感肌にカモミールはチンキがお勧めですよ。

下のリンクからレシピのダウンロードが出来ますのでご利用ください。(PDFファイル)

ラベンダー化粧水のレシピ

手作りアイテム「ストレスケア」

『ぐっすり ピロースプレー』

制作時間:5分

分量:50mlスプレー 1本分

繰り返し使うことで寝室にほのかに香りが残るのも、嬉しいですね。

ラベンダーのピロースプレーで睡眠の質向上

『材料』

  • 精製水 45ml
  • 無水エタノール 5ml
  • 真正ラベンダー精油 6滴
  • スイートオレンジ精油 3滴

『作り方』

  1. スプレー容器に、無水エタノールを量り入れます。
  2. 精油を加え容器を左右に振るようにして混ぜます。
  3. 精製水を加えて、スプレーを取り付けたら、よく振り混ぜ完成です。

『使い方』

お休み前に枕カバーに数回スプレーします。精油によるシミが心配な方は、タオルなど気にならないものにお使い下さい。

『ワンポイントアドバイス』

乾燥肌の方は植物性グリセリンを1ml増やして、6mlにしてウォッカを1ml減らして4mlにすると使い やすいでしょう。

ハーブチンキがあれば、ウォッカよりハーブそれぞれの効能が期待できます。かゆみや肌荒れ起こしやすいを敏感肌にカモミールはチンキがお勧めですよ。

下のリンクからレシピのダウンロードが出来ますのでご利用ください。(PDFファイル)

ラベンダーピロースプレーのレシピ

手作りアイテム「ハウスキーピング」

『アロマのふき掃除』

制作時間:1分

分量:バケツ 1杯分

雑巾がけなのに、幸せな気分になってしまうかもしれません♪

アロマでハウスキーピング|ラベンダー精油

『材料』

  • きれいな雑巾
  • きれいな水(水道水でOK)
  • バケツ
  • お好みの精油 数滴

『作り方』

  1. バケツに水を張り、精油を数滴たらしかき混ぜます。(小さめのバケツなら1滴から試してみて下さい)

  2. 普段のように雑巾を浸して絞るだけです

『香りと使い方』

寝室に…ラベンダーなど安眠に導く香り

玄関に…レモングラスなど靴の匂いなどデオドラント作用がある香り

トイレに…ペパーミント、シトロネラなど尿の香りを和らげ清潔感を与える香り

リビングに…ティートリー、オレンジなど殺菌効果がありつつ、どんな時間帯にも合う香り

キッチンに…レモン、ローズマリーなど食事の邪魔をしない、食事に合う香り

『ワンポイントアドバイス』

使う部屋に合わせて精油を変えるのは大変!という方は、ティートリーがどこにでも使いやすいですよ。

高濃度で使うと、塗装が剥げやすくなるのでご注意下さい!ラベンダーに拘らずに様々なシーンに合わせた香りを使うと楽しいです。

下のリンクからレシピのダウンロードが出来ますのでご利用ください。(PDFファイル)

ハウスキーピングのレシピ

ラベンダー精油使う時に注意すること

ラベンダーはトラブルも少なく子供から高齢者、妊婦の方でも安全にお使いいただける精油です。

ただし妊娠初期などでは、使用を避け避けるようにしましょう。

オイルに精油をブレンドして行うアロママッサージ全般において言えることですが、肌が弱い敏感肌の方やアレルギー反応が出やすい体質の方は事前にパッチテストを行い、肌にトラブルが出ない事やアレルギー反応が出ないことを確認してから使用しましょう。

使用量や使用方法など、正しく使う事はアロマテラピーではとても大事なことです。

ラベンダー精油のまとめ

ラベンダーは安全性も高く、使いやすいので私たちの生活にも取り入れやすい香りです。

お子様や、高齢者にも使いやすい精油です、家族で楽しんで頂ける代表的な香りです。

たくさんの効果・効能があり、心と体の両面のケア出来る身近な香りではないでしょうか。

アロマテラピー生活をはじめてみたい方にも是非おすすめします。

さいごに

当サロンは専門知識を持ったAEAJ認定インストラクターも在籍しております。

精油についてはもちろんの事、アロマを生活に取り入れたいから相談したいなど是非お問い合わせくださいませ。

お客様と一緒であれば、オリジナルブレンドの香りも制作できます。

皆様にとってアロマが生活の一部になって頂けたら嬉しいです。




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